詩は作らぬ、詩は浮かび、詩は生き、詩は残る。
私の中の神様が許すなら
いくらでも あなたを殴ろうか
血に塗みれた この拳で
汗をぬぐえば
また一段と 私の顔は汚れるだろうが
端っから 糞みたいな顔面に
いくら血と泥の層を重ねようとも
とりあえず不潔である事に変わりない
なんで お前が死ぬ必要があるんだ
辛かろうが 苦しかろうが
その環境に反対意見があるなら
変化を求めろ
なんで お前が死ぬ必要があるんだ
お前を殴った下衆共が死ねばいいだけの話だ
そうやって 人は包丁を持つ
私みたいな残酷な神様が
ツミビトの心に
憎悪の誘惑を振りまいたに違いない
私の心の中の神様は
まだまだ優しい
よかった
でも その優しさが怖い
汚れた私の中の神様も また
汚れていたりするのだろうか
己を殺し 血を浴び 自らの前髪を引っこ抜こうとした
私の中の神様も…
いちいち手も洗わず
腐って黒く固まった血を 指に放置しているのか
私が敬意を寄せる神様は
不様である
lily.
H20.4.26
いくらでも あなたを殴ろうか
血に塗みれた この拳で
汗をぬぐえば
また一段と 私の顔は汚れるだろうが
端っから 糞みたいな顔面に
いくら血と泥の層を重ねようとも
とりあえず不潔である事に変わりない
なんで お前が死ぬ必要があるんだ
辛かろうが 苦しかろうが
その環境に反対意見があるなら
変化を求めろ
なんで お前が死ぬ必要があるんだ
お前を殴った下衆共が死ねばいいだけの話だ
そうやって 人は包丁を持つ
私みたいな残酷な神様が
ツミビトの心に
憎悪の誘惑を振りまいたに違いない
私の心の中の神様は
まだまだ優しい
よかった
でも その優しさが怖い
汚れた私の中の神様も また
汚れていたりするのだろうか
己を殺し 血を浴び 自らの前髪を引っこ抜こうとした
私の中の神様も…
いちいち手も洗わず
腐って黒く固まった血を 指に放置しているのか
私が敬意を寄せる神様は
不様である
lily.
H20.4.26
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真っ直ぐ 長い道のり
庭に駆け込む針鼠
したたか流れたまう水の音は
蛇口ひねれば いつでも聞ける
シンドロームパック
メトロノームロック
トリプル効果の
ジェットストリーム
あばばばばば
全世界 殲滅
生き残ったら
君と僕
食うか食われるか
サバイバルアディオス
愛が勝てば 二人は死ぬ
己が勝てば 孤独に生きる
時計の針が25時を示せば
また一つ 誰か泣く
蛇口ひねれば
いつだって聞こえる
うるさい水の音
それは
セルメタンプロニッタ
キルステンダンヘイユ
チルヘロンベペグース
lily.
H20.4.14
庭に駆け込む針鼠
したたか流れたまう水の音は
蛇口ひねれば いつでも聞ける
シンドロームパック
メトロノームロック
トリプル効果の
ジェットストリーム
あばばばばば
全世界 殲滅
生き残ったら
君と僕
食うか食われるか
サバイバルアディオス
愛が勝てば 二人は死ぬ
己が勝てば 孤独に生きる
時計の針が25時を示せば
また一つ 誰か泣く
蛇口ひねれば
いつだって聞こえる
うるさい水の音
それは
セルメタンプロニッタ
キルステンダンヘイユ
チルヘロンベペグース
lily.
H20.4.14
隣で ひきつった笑顔を
何度か見せてくれた
いつだって隣で笑ってて
そんなに気にはしてなかったが
まぁ、そいつぁ 大したヤツで
今まで 俺の胸から
離れようとはしなかった
その女の名前を知ったのは
ごく最近の事で
教えてもらったわけでもなく
思い出したような感じだったな
いつだったか
やたらと汗をかいた お前は
俺のカラダをしっかと抱き締めて
離れたくない と
小さくこぼした
何を言ってんだ と
変に馬鹿馬鹿しくて
軽く突き放してみりゃあ
顔 真っ赤にして泣いてるじゃねぇか
冗談よせよ
やめてくれよ
まだ出逢って間もないが
だが何故
お前が泣くと こんなにも辛い
抱けば 違和感満載なのにな
綺麗な肌が心地良すぎて
一生 夜が続けばいいと思っちまう
慣れてなかったからな
いつも俺が 抱いてた女は
『不幸』って名乗ってたし
これがまた
笑い方の気持ち悪い女だったのさ
別れて正解だ
幸か不幸か
最近 俺のベッドを陣取る
『幸せ』と名乗った女は
毎晩 俺に愛してると言う
そりゃあ もう嫌になるぐらい
だから俺は黙らせたくて
口を塞ぐんだ
こうやって…
嗚呼、どうせ陣取るなら
俺の胸にしとけよって感じだ
lily.
H20.4.12
何度か見せてくれた
いつだって隣で笑ってて
そんなに気にはしてなかったが
まぁ、そいつぁ 大したヤツで
今まで 俺の胸から
離れようとはしなかった
その女の名前を知ったのは
ごく最近の事で
教えてもらったわけでもなく
思い出したような感じだったな
いつだったか
やたらと汗をかいた お前は
俺のカラダをしっかと抱き締めて
離れたくない と
小さくこぼした
何を言ってんだ と
変に馬鹿馬鹿しくて
軽く突き放してみりゃあ
顔 真っ赤にして泣いてるじゃねぇか
冗談よせよ
やめてくれよ
まだ出逢って間もないが
だが何故
お前が泣くと こんなにも辛い
抱けば 違和感満載なのにな
綺麗な肌が心地良すぎて
一生 夜が続けばいいと思っちまう
慣れてなかったからな
いつも俺が 抱いてた女は
『不幸』って名乗ってたし
これがまた
笑い方の気持ち悪い女だったのさ
別れて正解だ
幸か不幸か
最近 俺のベッドを陣取る
『幸せ』と名乗った女は
毎晩 俺に愛してると言う
そりゃあ もう嫌になるぐらい
だから俺は黙らせたくて
口を塞ぐんだ
こうやって…
嗚呼、どうせ陣取るなら
俺の胸にしとけよって感じだ
lily.
H20.4.12
時間は待つ事を知らない
神様は僕を理解してない
夢の中にも居場所がない
飲み込んだ声は届かない
そこらに落ちてる 小さな幸せを
拾ってはポケットに入れてた毎日
枯れそうな花にも 崩れた小石の肌にも
溢れんばかりの光が宿ってた
はずなのに
僕の目は節穴か?
節穴になってしまったのか?
菜箸で 頭掻き回すのはやめてくれよ
余計に空が滲むじゃないか
全部ぼやけて輪郭が無い
どうしたんだ 顔中 びしょ濡れで
僕のとこだけ 雨でも降ったのか?
生ぬるい風を浴びた前髪を
両手でグッと引っ張った
これが 僕のクセなんだ
よくわからない現実の世界に
生まれた事を後悔した時のクセ
少し 痛いぐらいが ちょうどいい
lily.
H20.3.5
神様は僕を理解してない
夢の中にも居場所がない
飲み込んだ声は届かない
そこらに落ちてる 小さな幸せを
拾ってはポケットに入れてた毎日
枯れそうな花にも 崩れた小石の肌にも
溢れんばかりの光が宿ってた
はずなのに
僕の目は節穴か?
節穴になってしまったのか?
菜箸で 頭掻き回すのはやめてくれよ
余計に空が滲むじゃないか
全部ぼやけて輪郭が無い
どうしたんだ 顔中 びしょ濡れで
僕のとこだけ 雨でも降ったのか?
生ぬるい風を浴びた前髪を
両手でグッと引っ張った
これが 僕のクセなんだ
よくわからない現実の世界に
生まれた事を後悔した時のクセ
少し 痛いぐらいが ちょうどいい
lily.
H20.3.5
待ちくたびれた
冬は長引いたな
雪が溶け出して 桜は腕を伸ばした
必ず 散り逝く未来を
僕は・・・知っていたはずなのに
目の前にある夢に 鼻の先の栄光に
惑わされてしまっていたようだ
桜は怯えてた
声を震わせながら
鞘から刀を引き抜き
身体中から溢れる力を振り絞り
そう、小さな その体で
豪快に咲き誇ってみせた
そして ため息など 吐く暇も無く
散っていったんだ
たった 一瞬
地に腰を据えるまでの 儚い刹那
僕は 全てを知った気がした
lily.
H20.3.25
冬は長引いたな
雪が溶け出して 桜は腕を伸ばした
必ず 散り逝く未来を
僕は・・・知っていたはずなのに
目の前にある夢に 鼻の先の栄光に
惑わされてしまっていたようだ
桜は怯えてた
声を震わせながら
鞘から刀を引き抜き
身体中から溢れる力を振り絞り
そう、小さな その体で
豪快に咲き誇ってみせた
そして ため息など 吐く暇も無く
散っていったんだ
たった 一瞬
地に腰を据えるまでの 儚い刹那
僕は 全てを知った気がした
lily.
H20.3.25