《住民の声》

悩んだり 迷ったり 立ち止まったり

そんな日々の中の憂鬱や愚痴を

きっと 私達は『不満』と呼ぶのね





小さな何かで喜べたり

そんな幸せな日々の中で

「もしも"今"が消えてしまったら」

それを『不安』と呼ぶのだろう





悩む事があるから不満で

幸せだからこそ不安で

仕方ないよ 喜びと悲しみは

薬指にペアリング はめている仲

二人でいると 幸せなんだってさ

光と闇たたえ笑って

そう言ってたよ





胸を締め付けるのは 愛のしわざ

だけど 愛をとがめたりしないで

まぶたの裏で笑う あなたに

誰よりも会いたがって

愛は陰で泣いてるんだからね





会えない時だけ

少し片想いな気がして

だから会えた時 すごく嬉しいんだ

そんな風に 愛は私に語った





lily.
H20.3.20

『住民＝感情』。
喜びという感情を人に例えたとしよう。
喜びというのは名ばかりで、いつだって笑ってるのかもしれないけど、そりゃ人なんだからたまには辛くて泣くコトもあるだろう。
喜びの隣に住んでいる住民を悲しみって人だとしようか。
悲しみって名前だからと言っても、いつも泣いているわけじゃなぃかもしれない。
10円拾って喜んでるかもしれない悲しみさんの顔を想像したら、なかなかイイ顔のよぅな気がする。

喜びとか、悲しみとか、名前だけで決めつけちゃいけないね。
二人はきっと恋人同士で、一緒にいなくちゃ生きていけなぃのかもしれない。
だから、嬉しいことも辛いことも、大切にしなくちゃさぁ、喜びも悲しみも私の心から引っ越していなくなっちゃぅカモしれなぃじゃん。
そうなったら、私、死んだも同然だなって思う。