詩は作らぬ、詩は浮かび、詩は生き、詩は残る。
聞こえてくる
黒い百合が
私の背筋をゾッと撫で上げ
後ろから不自然に抱きつき
耳元で そっと
『…………。』
そう囁く
そして 私の顔まで首を伸ばし
何とも言い難い その目で
私を捕らえて離さない
走って部屋に逃げこんでも
あの扉の向こうには
がに股に足を開いた私が
奇怪極まりない形相で立ってる
私は もう
腰が上がらない
足が空くんでしまった
そんなに強くノックするな
怖いから おねがい
だから 寒くて眠れないんだ
物音は
他の誰にも聞こえはしないが
ほら また聞こえた
黒い百合の声が…
lily.
H20.4.26
黒い百合が
私の背筋をゾッと撫で上げ
後ろから不自然に抱きつき
耳元で そっと
『…………。』
そう囁く
そして 私の顔まで首を伸ばし
何とも言い難い その目で
私を捕らえて離さない
走って部屋に逃げこんでも
あの扉の向こうには
がに股に足を開いた私が
奇怪極まりない形相で立ってる
私は もう
腰が上がらない
足が空くんでしまった
そんなに強くノックするな
怖いから おねがい
だから 寒くて眠れないんだ
物音は
他の誰にも聞こえはしないが
ほら また聞こえた
黒い百合の声が…
lily.
H20.4.26
あんまり理解されない、ブラックリリーの話。
ぃゃ絶対理解されないって思ってるから誰にも話してなぃだけだけど。
自分がもう一人いるだなんて、誰が信じてくれるのか。
誰も信じてくれないって、わかってる。
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