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詩は作らぬ、詩は浮かび、詩は生き、詩は残る。
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一人の時間は 大切に過ごしたい

孤独な時間は あなたと過ごしたい

笑顔の裏 うずくまる苦しみに

二人は 互いに気付かない





二人だからこそ 気付かない





lily.
H20.2.21


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いつもより早めの 目覚ましセット

いつもより早く ベッドから抜け出して

いつもみたいに 重たいまぶた こじ開け

いつもと違う 私になる日がやってきた





慣れない包丁 片手に 努力と一緒に刻む板チョコも

汗垂らして腕痛めて 純白ふんわりメレンゲも

隣に居座らせたパティシエレシピも

不器用なりな私の愛かも♪





ハートの型に 想い混ぜ込んだ生地流して

熱愛180℃のオーブン

ときめきと同時にピッ

じっくり40分 ふくらむハートとマイハート

ただよう甘い香りに キッチンの住民もクラクラ

仕上げにシュガーな粉雪 散りばめて

一生懸命 着飾って舞台に登場





ビター色の甘いショコラ

店で売るには まだまだだけど

君に贈るには 充分過ぎるLOVEが詰まってる





可愛いラッピングに身を包んで

赤らむほっぺを 少し隠しながら

ゴディバとは比べられないLOVEをプレゼント





いってらっしゃい 君の手の中へ

溶けてらっしゃい 君の胸の中へ

サクサクした笑顔に欺かれて

しっとりした甘いくちどけは キスの味





私の愛は お口に合いましたか?

合わないと言うなら また作りましょう♪





lily.
H20.2.14


時計の針に合わせて 足音が近付いてくる

少し怖くなって 振り向けば

君のいない夜がやってきた





私の姿に気付くなり 大きく腕を広げて

胸を強く掴んで離さない

痛いから離してと言っても

『私だって寂しいのよ』って

黒い涙 流して 私にすがるの





『いつも喜びばっか慕って

いつも私を相手にしてくれない

いつも光の中では明るくって

たまには 私にも笑顔振り撒いてよ』

静かな夜も 最近 心が乱れてる

優しいフリして 我慢と嫉妬 繰り返してた





光に当たれば影も出来るか

悲しみと戯れてこそ 幸せが私に笑う





lily.
H20.2.13


ガラス紛いなアスファルトで

足許が踊る踊る

昨日の鼠色した空は無くて

打って変わった小春日和

道の片隅に追いやられた

雪だるまに訪れた朝





少しふくよかな白いピエロ

冬の魔法が詰まったピエロ

道行く人を笑って見てた

僕に足があったなら

桜の世界に行ってみたい、と

笑顔は春風に吹かれ溶けていった





lily.
H20.2.5


会えない夜は千年のようで

胸のトキメキは一炊の夢だった

珍しく降った雪に 現抜かしてる間も

君のやらかい声がちらほら顔を出す





君の雪だるま作ったら

隣に一回り小さな雪だるま置いて

背景には かまくら作るの

5分後 ひときわ小さな雪だるまを

二人の前に笑わせて

公園のベンチに幸せを作ってあげよう

顔もない単純な雪だるまファミリーだけど

ね~





なんとなく 笑ってるように見えないかな?

なんとなく 幸せそうに見えないかな?

なんとなく 僕らも幸せかな?

それとなく ほっぺにキスしちゃおう





現抜かした僕の妄想の

雪が溶けて覚醒

さっきも言ったけど

胸のトキメキは一炊の夢





lily.
H20.2.4


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18歳、歌が好き。
頑固で極端で無口。
褒められて伸びるタイプ。
生きてれば幸せだと思ってます。
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